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カフェ辞苑

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2006年 09月 25日

【住まいの絵本】

…家づくりってファンタジーだな〜と実感できるピクチャー
 ブック。
<例のコラム>
 いよいよ10月13日から「住まいの絵本カーニバル」を
開催します。このお祭りでは、プロトハウス事務局に参加し
ている建築家たちも自作の絵本を出展する計画ですが、よう
やくその出展作品が届きはじめました。
 読んでみると、へ〜、なるほど、ほほ〜!という出来映え。
無から有を創造する建築家のイマジネーションに感心してし
まいます。自分で企画しておきながら(そして今さら)言う
のも変ですが、これはなかなか有意義な発見のあるイベント
になるかも!!!です。
 今まさに、〆きり間近の小説家のように「住まいの絵本」
をつくりあげようとしている建築家たちにも思わず期待を寄
せてしまいます。
 この「住まいの絵本」を読んだら、家づくりって本当にフ
ァンタジーだな〜! へ〜家づくりってそんなことにもなる
んだ〜などと心ウキウキする人が続出するかもです。
「住まいの絵本カーニバル」は、次のような日程で開催しま
すので、幸福な家づくりに興味のある方はぜひお越しくださ
いませ。
◎プログラム
10.13(Fri)〜17(Tue)  東京会場…プロトハウスカフェ&ギャラリー東京
 <17日PM1:30〜建築家による家づくり座談会開催>
10.19(Thu)〜22(Sun)  大阪会場…ATCグリーンエコプラザ多目的スペース
 <22日PM1:30〜建築家による家づくり座談会開催>
10.25(Wed)〜29(Sun)  福岡会場…天神イムズ6階イリスギャラリー
 <29日PM1:30〜建築家による家づくり座談会開催>
11.1(Wed)〜5(Sun)   熊本会場…プロトハウスサポートショップ熊本ギャラリー

【住まいの絵本】_f0003539_13163535.jpg


# by cafejien | 2006-09-25 13:16
2006年 09月 17日

【一工夫】

…なにごともワンアイデアあると、魅力的。
<例のコラム>
 今日は福岡に居ます。
 予報によると、間もなく台風が九州に上陸するとのこと
で、雨脚がだんだんと強くなってきました。
 それでもプロトハウスギャラリー福岡にお客様がご相談
にいらっしゃっていて、典子さんがお話を聞いています。
 先回いらっしゃったときには和風志向のご様子だったの
ですが、今日、ちょっとモダンな方の作品集をお見せする
と、意外にも好反応です。こんな風に、お客様のなかには
アドバイスをしていくなかでテイストや考え方に変化があ
る方もいらっしゃるので、その点も考慮しながら、お客様
の希望を明確にしていく必要があります。拡大していえば、
お客様も学習すればするほど、満足度の高い家ができるの
で、そのような勉強処も需要はあるのかもしれません。
 こんなところでも一工夫すれば、より理想的な家づくり
の仕組みができることでしょう。
 一工夫といえば、昨日オープンしたカフェでも素敵な一
工夫を見ました。
 そのカフェでは自家製のブレッドやジャムなどの販売も
しているのですが、店頭でのブレッドの見せ方がコンパク
トながらもオリジナリティに富んで新しかったのです。
 焼き上がった四角い形状の食パンを木製のプレートに乗
せて展示しているのですが、プレートの右端に3箇所の切
込みを入れ、そこに「キューブサイズ」「ハーフサイズ」
「フルサイズ」の三つのカードを差し込んで表示してある
のです。これには商品を楽しく見せようというアイデアが
込められているので、お客さんの目を意外性とともにアイ
キャッチすることでしょう。
 一つの工夫だから、一工夫ですが、それで何人もの行動
を誘い出すわけですから一つ以上の効果を生むわけで、不
思議な感じもします。
 一つには、無限の可能性が秘められているようです。
 
【一工夫】_f0003539_1534972.jpg


# by cafejien | 2006-09-17 15:00
2006年 09月 09日

【いないいないばー】

‥いないよ、いないよ、でもいるよ。
<例のコラム>
 10月から「住まいの絵本カーニバル」というイベントを開催する
予定です。
 東京のプロトハウスカフェで行うのを皮切りに、大阪、福岡と南
下し、最後は熊本のプロトハウスサポートショップ熊本のギャラリ
ーにて開催します。
 その間、約1ヶ月、絵本とともに僕も日本を南下します。
 そのイベントではプロトハウスの活動に参加している建築家た
ちの自作の絵本も展示する計画です。
 その話を、今日、東京のプロトハウスカフェを訪れた建築家にし
ていたら、その建築家がこだわる「居場所をつくる」という家づくり
のポリシーとなぜか共鳴して、「いないいないばー」というひとつ
のストーリーを思いつきました。
 その物語は、こうです。
 「あなた」という主人公が、誰かを探して家の中のいろんな居場
所を探し回るのです。
 でも、どこにもその「誰か」はいません。で、「いない、いない」と
言葉にしながら探し回ります。
 ずっと、ここにも「居ない」、あそこにも「居ない」、と家のいろんな
場所を探して歩いて、歩いて、歩いて・・・・・・、で、最後に「居ない、
居ない場ー」と呟いて振り向くと、そこにその家の家族がみんな揃
っていて、しかもみんな笑顔でこちらを見ていて、「バー!」と言っ
て「あなた」を驚かすのです。
 「いないいないばー」って、もしかしたら、居場所探しのオマジナイ
の呪文かもしれません。しかもその居場所って、意外にも自分の居
場所かも、です。

# by cafejien | 2006-09-09 01:16
2006年 09月 04日

【犬の小便雨】

…不思議なことってあるものです、ホント。
<例のコラム>
 これまで生きてきたなかで、不思議な自然現象を
三度目撃したことがあります。
 そのうちのひとつが「犬の小便雨」。
 大学を卒業して晴れて社会人になった春の休日。
外を歩いていると、その雨が降ってきたのでした。
 今思い出しても唐突で不思議な雨です。
 その日は青一色の晴天。どう考えても雨なんか降
りそうになかったのですが、道を歩いていると、突
然その雨が降っている現場に出くわしたのです。
 どこが不思議なのかって? なんとその雨は、小
さな日本家屋の軒先の直径一メートルにも満たない
範囲にだけ降っていたのです。まるで犬が電信柱に
むかって片足をあげ、狙いをつけてジョジョーッと
放尿するような雨だったので、名付けて「犬の小便
雨」。
 立ち止まって、それを見つめる僕。
 小さな滝のように軒先にこぼれ落ちる雨。
 ボーと見つめる僕。
 犬の小便雨。
 ・・・・・・・・・・・。
 しばし呆然とした後、僕は我に返って空を見上げ、
飛行機が上空を飛んでいないか確認したものです。
でもまさか空から小便を垂れ流すなんて、それはな
いよな〜と思ったのですが、それ以外の理由をその
ときは思い付きませんでした。
 最近は異常気象でしょうか、ゲリラ雨が話題にな
っていて、先日はテレビ番組「宇宙船地球号」でも
その気象的なメカニズムについて解説がなされてい
ました。
 「犬の小便雨」にもきっと何らかの気象的なメカ
ニズムがあるのでしょう。(あるかな〜?)
 でもこれって地球温暖化にはあまり関係なさそう
だし、不思議は不思議のままにしておくのもいいこ
とかもしれません。
 それ以来、見てませんね〜「犬の小便雨」。

# by cafejien | 2006-09-04 18:05
2006年 07月 29日

【竹のキッチン】

…物事は固定概念だけで考えると損をします、きっと。
<例のコラム>
 阿蘇に行ってきました。
 素晴らしいキッチンがあると聞いて、それを直に見たく
なったのです。
 そのキッチンは、なんと「竹のキッチン」。天板が竹の
集成材でできていて、そのストライプ模様が、モダンにし
て和的でもあり、やわらかな印象を投げかけるのでした。
 デザイン及び製作をしたのは、「マナの杜」の清田さん。
インダストリアルデザイナーです。
 もう十年以上も前に、竹の持つデザイン感性に魅了され
それを素材にしたデザイン開発を続けてきたのだそうです。
既にこの「竹のキッチン」は商品化され、主に九州地区を
中心に販売されていますが、これからは関東近辺にも供給
していきたいという意欲を持っていらっしゃいます。
 「竹のキッチン」は、意外性だけでなく、やさしいデザ
イン感性もあり、目の付け所がいいですねー。写真は、実
際に使用開始してから5ヶ月ほどが経過した「竹のキッチ
ン」ですが、心配されがちなキズもなく、コーティングさ
れた表面には窓外の緑が映り込んでさわやかな印象。モダ
ンな癒し系とも言える不思議な感覚がありました。
 固定概念で考えると、「竹のキッチン」なんて発想は浮
かびませんが、清田さんの柔軟な想像力がそれを可能にし
たのでしょう。ここから新しいビジネスが生まれる予感が
します。固定概念は損をする、典型的な一例です。
 実は、この「竹のキッチン」を採用された住宅も固定概
念を超えたところで造られつつあります。「つつ」とは進
行形。つまり、まだこの住宅は未完成なのです。
 建主は試行錯誤の上にセルフビルドを選択。3〜4年を
かけて家づくりの方法を独学、建築家に依頼して図面を描
いてもらい、基礎から棟上げまでの施工を工務店にお願い
し、残りの工事は自分たちでぼちぼちと進めていらっしゃ
るのでした。もちろん保証なんてありませんが、それでも
ご自身は大満足。自分で造るわけですから、家は愛着の塊
となります。
 固定概念、恐るべし。一般的な安心感とか保証なんて言
葉に頼らなければ、家だって、自分でつくることもできる
のです。
 それにしてもこの「竹のキッチン」、綺麗です。
 「マナの杜」の「竹のキッチン」について詳しいことを
お知りになりたい方はプロトハウス事務局までご連絡下さ
い。施工実例や提案商品を載せたカタログがあります。特
に上質なキッチンをお探しの建築家の方にはオススメです。
プライスは120万円程度からといったところです。
【竹のキッチン】_f0003539_15493864.jpg


# by cafejien | 2006-07-29 15:49