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2007年 02月 24日

【幸せいっぱい】

…幸せいっぱいの春ですね〜。
<例のコラム>
 玄米の家に行ってきました。
 玄米の家は、今カフェになっています。
 おおぜいのお客様が、ゆっくりお昼ご飯を食べていらっしゃいました。
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 今日の玄米定食は、おからコロッケがメイン、それに、そばがきと豆
腐の和え物、お漬け物、具だくさんのお味噌汁がつき、もちろん玄米
ご飯が主食です。
 ほんのりとした器たちにもられた食べ物たちはも、どこかしらほんのり
とした表情をしています。おいしそう!!
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 ここにはいつも、幸せな会話があります。
今日も、幸せいっぱいの玄米の家でした〜。
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by cafejien | 2007-02-24 13:06
2007年 02月 22日

【51番のバスはなぜ来ないのか】

‥待っていると、それはなかなか来ない。
<例のコラム>
 今日はブルースカイミーティング開催のための第二回目の打ち合
わせが行われました。まずは全体のプログラムをいかにするかの説
明を僕が行い、次は、そのプログラムを実際に行うための会場のレイ
アウトに関して建築家の清原さんから説明がありました。
「会場全体でプログラムを機能させたいという主旨を生かすために建
築家ごとにブースを設けるという発想はやめて、ブルースカイのカー
ドをシャッフルするように会場全体に散りばめるようなレイアウトにしま
した」と清原さん。若手建築家のなかでも次代のモダン住宅を提案す
る建築家だけあって、さすがにアイデアが斬新です。
 しかしながら、と様々な意見が相次ぎ、来場者にもわかり易く、しか
も会場全体でブルースカイ手法を実現しようということで、建築家は連
続する3つのテーブルを使って自己のテイストとテーマ性を表現しよう
ということになりました。会場入り口には特設ブースを設け、その中で、
現状の住まいに対する思いと未来への希望をカードから選び、次のス
テップとして建築家コーナーで深層心理的にもめざす方向性が一致す
る建築家との出会いが実現できるようにしよう、ということになりました。
 会場運営の具体的なプログラムはいずれご案内しますので、しばし
お待ちください。
 皆さんの協力があって、ブルースカイミーティングの開催準備はすこ
ぶる順調です。
 このように事が順調に進んでいるときこそ、僕は、そうではない場面を
思い起こしてしまいます。つまり、滞っているという状態について想像は
翼を広げるのです。
 滞っているとき、それはまさに待たされている状態に似ています。僕は
時々バスを利用するのですが、僕を自宅へと運んでくれる51番のバス
がなかなかやってこないということがあって、この滞っている状態はその
ときに舐める歯がゆい感覚と似ているのです。
 51番のバスはなぜ来ないのか?
 僕はバス停に立っていくつもの妄想にふけります。
 もしかしたら、ここにバス停があることを51番のバスは忘れてしまった
のか、バス停を間違えたのか、その路線はとうの昔に廃止されたのか、
バスは事故に遭ったのか、今通過したばかりのその直後なのか、僕が
51番のナンバーを見落としたのか、はたまた今このバス停に待ってい
る人はみなエキストラで僕だけが何らかの芝居の一こまに引きずり込ま
れているのか、そんなことまで妄想してしまうのです。
 しかし、実のところ僕は知っています、51番のバスが来ないわけを。
 それは、そのバスを待っているから来ないのです。「まだ来ない、いつ
来るのだろう」ということだけを考えているから来ないのです。
 待つ時間は、いろんな選択肢が他にあることを知る絶好のチャンスで
もあります。その気になれば、タクシーを拾うことも、目的地まで歩くこと
もできます。
 ブルースカイミーティングの打ち合わせが終わり、建築家たちが去って
いった後に、僕はこんなことを考えていました。
 今のところ、ブルースカイミーティングへ向けて51番のバスは順調に走
っています。それは、誰を待たせることもなく、目的地に向けて気持ちよく
走っていきます。
 待たされるくらいなら、タクシーに乗ろうとすばやく決断するのも人生で
す。目的地まで歩いていこうと、じっくりとしたスタートを切るのも人生です。
 すくなくとも僕は今、51番のバスに乗って、ブルースカイミーティングの
目的地に向かっています。
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by cafejien | 2007-02-22 00:57
2007年 02月 15日

【著者冥利】

…書き手の発した言葉が人に伝わった、その喜び!!
<例のコラム>
 建築家の瀬野和広さんから嬉しい便りがありました。
 瀬野さん設計で進んでいる山梨県のH邸での打ち合わせの際に、
Hさんが瀬野さんに「この本を読んで参考にしているんです」と僕が
書いた「スローハウジングで思い通りの家を建てる」をお見せになっ
たというのです。
 本にはインデックスがびっちりと付けられていて、いかにも活用して
ますという使い古した感じです。
 瀬野さん曰く「こういうのって著者冥利につきるよね!ね!ね!」
 「ね!」がいっぱいあるのは新潟生まれの瀬野さんの口癖。「ね」の
前にすこし「ん」が隠れていて「んね」的にねばっこく聞こえます。
「ほんと、著者冥利につきます!!」心のなかで僕もおおきく頷いてい
ました。
 Hさん、ありがとうございます。
 こんな風に僕の書いた言葉をうまく使いこなしていただくと、本当に
著者冥利に尽きます。
 この本は今から3年ほども前に建築家との家づくりに際しての入門
書的に書いたもので、いろいろなコツや心構えが書かれています。
実はこの本を読んでプロトハウス事務局に興味を抱きその後事務局
のギャラリーにやってくる方も多いのです。図書館で読んだという方の
声もよく聞きます。いずれも有難い限りです。
 このようなお便りを耳にするたび、あらためて初心に立ち返る思いで
す。コトの在るべき姿を求めて言葉を探し、言葉をつくり、それが仕組
みやプログラムとなって機能していったとき、そこに一つの形が生まれ
ます。そこで大切なのは、最後の形を想像し、どのような言葉を発す
るかです。言葉には受け手がいて、ときにはこんな風に心地よい形を
投げ返してくれるのです。
 これからも著者冥利につきるような言葉探し、言葉づくりを進めてい
きたいと思います。
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by cafejien | 2007-02-15 12:02
2007年 02月 07日

【コートのいらない2月】

‥それはまさに異常気象。
<例のコラム>
 このところ暖かい日がつづいています。
 今日は15度。コートは家に置いて出かけました。東京では初雪を
迎えないまま春一番が吹く可能性もあるのだとか。まさに異常気象
です。
 僕らの子供の頃は、2月と言えば一年中でもっとも寒い季節。田ん
ぼの畦道を白く凍らせた霜を踏んで学校へと向かったものでした。田
んぼには牛の糞がうず高く積み上げられ、そこからは湯気が上がっ
ています。その湯気を見て僕は、僕らに剣道を教えてくれていた吉沢
先生の頭を連想して一人笑いを口のなかでこらえていたものです。
 吉沢先生は小学校の校長を定年退職した人で、その当時は僕らの
小学校の剣道部の顧問として教えにきてくれたいたのです。頭をお坊
さんのように丸めていて、冬、道場で練習の後で面をはずずと、その
まあるい頭から湯気がたちのぼるのです。 
 田んぼの端に積み上げられた肥しもまあるくこんもりとしていたので、
吉沢先生の頭と微妙にだぶったのです。
 僕の田舎に行っても、そんな冬ならではの風景も今は見ることはで
きなくなったのだと思います。
 コートのいらない2月なんて、やっぱり不自然です。
 凛とした冬があってこそ、桜花が風に舞う季節が待ち遠しいのです。
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by cafejien | 2007-02-07 00:15