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2006年 05月 27日

【ドラマウォッチャー】

‥ドラマ中毒の優性進化を遂げた一つの形態。いつも心にドラマを
描いている人。
<例のコラム>
 今夜なんの気なしにケーブルテレビを点けたら、映画の「電車男」
をやっていました。本屋で立ち読みしたらとても読める体裁のもので
はなかったし、テレビドラマでちょい見た感じでも、とても鑑賞に堪え
るものではなかったので、すぐにチャンネルを変えようとしたのです
が、ついつい観てしまいました。それが、いいんです。テンポもいいし、
バーチャルな世界を映像化していくその手法も24の比ではありませ
ん。多次元的で日本的な情緒感もあって、ウイットにも富んでいるで
はありませんか。村上正典監督、すごいですねー。ストーリー展開
も、うまい!最後の最後に山田くんが急にカッコよくなりすぎましたが、
それはドラマ的お愛想です。電車男のういういしさを観ていると、恋に
心を焦がした純粋な頃の気持ちを思い出してしまいました。
 夜中のこんな時間ですが、ついつい気になるドラマがあると観てし
まう僕は完全なドラマウォッチャーです。モニター画面に映るドラマ
をあまりにも多く観てしまったがゆえに、普段の生活でもいつも心に
ドラマを描くようになってしまいました。つまりいつでも夢見ているわ
けです。僕の人生、彼女の人生、彼の人生、あの人の人生、この先
こんな風になればいいのになーなんて、そんな雲をつかむようなス
トーリーを心に描いているわけです。
 電車男のラストシーンにはオレンジレンジの歌が流れていました。
僕がドラマをつくるとしたら、ラストにはケツメイシの「東京」のような
歌を流したいと思います。う~むワインが効いてきたようです。
 今夜はちょっと純粋な気持ちになって眠りにつくことができそうです。
いや~食わず嫌いはいけません。それにしてもドラマってホントにい
いですね~。
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by cafejien | 2006-05-27 02:10
2006年 05月 26日

【絵本カーニバル】

…目黒実さんがてがける絵本巡回イベント。大人も子供へ帰る
カーニバル。
<例のコラム>
 僕がアドバイザーとして参加している九州大学ユーザーサイ
エンス機構では、子どもプロジェクトといって、子供をとりま
く環境や未来を考え、子どもの心をやさしく育てる新しい場所
の開発や、子どもたちに関わるチャイルドライフ・スペシャリ
ストなどを育成していこうとう学際にとらわれない「子ども未
来学」を構築する取組みがああります。
 そのプロジェクトの代表が目黒実さんです。
 目黒さんはチルドレンズミュージアムなどのプロデュースも
手掛ける一方で、絵本カーニバルというイベントを全国で開催
しています。
「絵本があるだけで風景が一変するんだよね」と目黒さん。短
い白髪と悪戯な少年のような眼差しが印象的な男性です。
 絵本カーニバルでは数千冊もある絵本を無料で博物館などに
貸出しています。カーニバル会場はいつもおおにぎわい! 大
人も童心に帰って忘れようとしていた何かを発見するようです。
「住まいと子どもということで、なにか連携できませんか?」
という僕の問いかけにも、やさしく頷いてくださいました。
 『家づくりはファンタジー』という僕の思いと、目黒さんの
大人のなかに子ども性を見つける眼差しは、少なからず一致す
るところがあるような気がしています。
 建築家の家づくりも絵本のように紹介できればいいのにねー
と心の片隅で考えています。う〜ん、なかなかいいアイデアが
湧いてきました。さっそく建築家たちに声をかけてみることに
しましょう。絵本作家と同じく、建築家たちも住宅作家なので
すから。
◎子どもプロジェクトのサイトは次ぎの通りです。
http://www.kodomo-project.org/
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by cafejien | 2006-05-26 16:19
2006年 05月 14日

【麻布十番の職人】

…モノづくり人は意外にあなたの近くにいるものです。
<例のコラム>
 麻布十番に店を構えるエムエイチユニットさんをうかがい
ました。ずいぶん前にプロトハウス事務局にデザイナーとし
て登録していただいていたのですが、まだ事務所を訪問した
ことがなかったのです。
 対応していただいたのは代表の早野正寿さん。笑顔が可愛
いデザイナー兼職人さんです。
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 早野さんは主に家具のデザインと製作をされています。建
築家とのコラボレーションにも積極的で、幾つかその合作を
見せていただきました。一緒にお店にうかがっていた建築家
の荒井さんが、その合作を見て価格を聞いたところ、洗面と
キッチンを合わせて(  )万円というお話に二人とも「へ
ぇー」ボタンを20回くらい押してしまいました。( )内
の金額はお問い合わせください。こっそりお教え致します。
 建築家はたいていの場合、オリジナルのキッチンをデザイ
ンし家具職人さんがそれを製作しますが、その金額と比較し
ても決して高いものではないような気がしました。しかも早
野さんの場合は、デザインから相談に乗っていただけるので
す。家具にこだわりたいけど、予算やデザイン面でそこまで
踏み込めないと思われている建築家は、ぜひ早野さんとのコ
ラボレーションをお薦めします。もちろん、一般の方にもお
薦めです。リフォームやキッチン製作、家具製作などもデザ
インから製作までお任せできるので安心です。
 以前から建築家とコラボレーションしてくれる家具デザイ
ナーを探していたのですが、こんな近場にいたなんて驚きで
した。「麻布十番の職人」のように、皆さんの身の回りにも
意外に頼りになる人がいるかもしれません。
 エムエイチユニットさんの1階はインテリア小物を扱うシ
ョップになっています。その一部にはお得意にキッチンも展
示してあります。こちらは構造用合板にIHヒーターを組み込
んだだけのミニキッチン。実にコンパクトです。
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 渋い鉄器を陳列したコーナーもあります。
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 こちらは江戸の「うすはり」というガラス器を展示してあ
るコーナーです。薄いのに張りがあるのでガラス器どうしを
ぶつけあうとキンキンという小気味良い音がします。あまり
に可愛いのでワイングラスを買ってしまいました。
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 早野さんは、自分好みの家具やキッチンを納得価格でつく
りたいという方にはお薦めのデザイナー兼職人さんでした。
早野さん、自分でキッチンカウンターのステンレスを研摩さ
れるのだそうです。
「研く人によって、仕上がりが、やっぱり違うんですよ」と
話す早野さん。笑顔は可愛いけれど、目はモノづくり人の職
人眼をしているのでした。
 エムエイチユニットさんのサイトは下記の通りです。
 ぜひショップの方ものぞいてみてください。
http://www.mh-unit.com
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by cafejien | 2006-05-14 17:37
2006年 05月 13日

【バカの森】

…我を忘れて遊びに興じる子供たちの遊び場。
<例のコラム>
 5月というのに20度前後の寒い日が続いています。おまけに
今日は雨で、よけいに寒く感じてしまいます。
 只今午後5時ですが、カフェコワンも今日は早く店じまいをし
ました。バリスタにしてソムリエの齋藤さんは、奥様の愛子さん
と愛娘のちーちゃんを連れておうちへ帰っていきました。
 シトシトと落ちる雨音が聞こえてきます。コワンのある内神田
は銭形平次でもお馴染みの土地柄で、商店街ではもう祭の準備が
はじまりました。西口商店街を歩いていると祭のお囃子がスピー
カーから流れてきて、もうすぐ夏がくるんだなーと実感します。
 雨がつづくせいもあるのでしょうが、公園や空き地では雑草が
伸び放題です。
 雑草にもいろんな種類がありますが、もっともポピュラーなの
が写真で紹介したこの雑草ではないでしょうか。僕らはこの雑草
をバカと呼んでいましたが、正式な植物名は知りません。なぜバ
カと呼んでいたのか、それも正式には知らないのですが、バカみ
たいに人に付いていくからバカと呼ばれるのかな〜などと想像し
ています。誰かもっともらしい説を御存じの方は教えてください。
もっと丸い、卵の周りにびっしりと柔らかな刺が生えた植物も同
じくバカと呼んでいたような気がします。こちらは梅干しの種く
らいの大きさなので、摘み取っては誰かの洋服めがけて投げてく
っつけていました。毛糸のセーターなどに投げていたので、こち
らは秋の植物だったと思います。
 写真のバカはちょっとささくれだったイメージで、これが茂っ
た草むらを歩くと、そのささくれだった穂の部分がズボンにくっ
つくのです。このように動物の体にくっついて移動し、別の場所
で種を落としてそこで発芽することで種の分布を拡大するわけで
す。だから決してバカげた行為ではないのに、なぜバカと呼ぶの
でしょうか。
 公園の大きな楠の樹の足下は、今、まさにバカの森となってい
ます。バカが生い茂り、楠の根元の猫の墓標も見えなくなりまし
た。十分に茂った頃に市の公園整備課がやってきて草刈り機で一
気にバカの森は伐採されます。毎年毎年そのくり返しです。
 タンポポなどのように風によって種を拡大する風媒花には風情
を覚えるのに、バカから感じるのは迷惑なイメージだけです。種
を残すという目的は同じなのに、この違いはなんでしょう。
 僕らの子供の頃は我を忘れて遊びに没頭し、バカをいっぱい洋
服にくっつけて野原を駆け巡っていました。つまりは、バカの森
が僕らの遊び場だったのですが、今時の子供たちはそんなバカげ
たことなんてしそうにありません。
 そんなバカバカしい遊びのなかにも、自然の摂理との出会いが
あったり、大地との触れ合いがあるのに、窮屈な管理社会で育つ
子供たちからは、そのチャンスさえも奪われぎみです。
 いざ子供たちよ、ゲーム機を捨ててバカの森の冒険へ出発せよ!!
 バカの森が伐採された日には草の臭いが辺り一面に漂います。
すると間もなく本格的な夏が到来し、数えきれない蝉たちが鳴き
はじめるのです。
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by cafejien | 2006-05-13 18:43
2006年 05月 08日

【兎の爪】

…放っておいてよさそうなのに、決して放っておけないこと。
<例のコラム>
 4月28日29日に、僕がプロデュースしたラテラスという
コミュニティ型アパートメントのオープニングイベントがあり
ました。それから今日まで連休を活用して溜っていた原稿の書
換えをしていました。で、久しぶりのブログです。
 ラテラスは、図面よりもパースよりも、完成した建物の持つ
将来的なポテンシャルに魅力を感じました。1階のカフェから
流れる音楽が上階の部屋に聞こえてくると、コミュニティとし
ての一体感を感じて、これがいいんです!!今回はペットケア
タイプなので入居者は独身またはディンクスの方が多く、流れ
てくる音楽も今風だったのですが、例えば入居者の年齢がもっ
と上ならばジャズとかが流れててもいいと思いました。カフェ
もコスモポリタン和カフェなんて業態にしてもよいかもです。
 ラテラスのご案内はこれからいろんな雑誌にプレスしていこ
うと思いますし、数日うちには写真もアップする予定ですので
乞うご期待です。
 さて、ぼちぼちと進めております「一町一家」運動も今月か
らはスピードアップをして参加ビルダーや建築家へ声かけをし
なければなりません。本当はもうすこしシャキシャキ進めたい
のですが(せっかちな質なもので)相手が複数もあることなの
で、なかなかそう上手くはいきません。
 去年から今年にかけては、このようなジレンマが多数ありま
して、プロジェクトを動かすことの大変さをしみじみと感じて
いる今日この頃です。
 しかしこのような下ごしらえがないと何事も完成していかな
いのも現実なんですね。兎の爪のように伸びるにまかせて放っ
ておいて良さそうなのに、放っておくと実生活上困ってしまう
ということもあるのです。
 我が家のモウちゃんも伸び放題だった爪を切ってやったら喜
んでいました。仕事は下ごしらえが半分以上です。爪を切るよ
うにきちんと整えながらでないと前には進めません。
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by cafejien | 2006-05-08 19:30